「器のおはなし会」を開催いたしました。
先週、旧友のフードコーディネーター・タカハシユキさんの事務所において、
「器のおはなし会」を開催いたしました。
やきものについて、いろいろと、歴史を遡りながら、
技法やらなんやらの基礎知識を、つたない言葉でお話してきましたよ。
集まっていただいたのは、6人。
みなさんタカハシさんの仕事仲間で、
エディター、ライター、スタイリスト、というお仕事をしている雑誌書籍制作のプロの方々。
実は、ずーーっと前から、タカハシさんからは、
器の話をしてほしいというリクエストがあったんですが。
なにしろ、人前に出て話をすることがすごく苦手なもので、
「そんなガラでもないしさー」などと言って、のらりくらりと逃げ続けてきてたわけです。
一対一の接客は全然平気なんですけどね、
複数の方を前にしてしゃべる、っていうのはちょっと恥ずかしくて。
でも、ここ最近とみに、
「あなたは人前できちんとしゃべるべし」というご意見を各方面からいただくようになりまして。
これは逃げてばかりもいられないなあ、と一念発起。
寺山修二風に言ってみれば、
「店を捨てよ町に出よう」っていう感じでしょうか。大げさか。
まあ、そんな経緯で、
稚拙ではありますが、手書きのレジュメを作り、一時間くらいお話をしてきたのです。
6人という少人数だったので、緊張しつつも、どうにかこうにかやり遂げられました。
大学時代には教職課程を取っていて、教育実習に行ったこともあるのですが、
20年経って、ようやく、その時の経験が活かせた感じ。
やればできる。
終わったあと、
自分でも驚くくらいに、参加したみなさんが喜んでくれまして。
近く、第二回も開催することになりましたよ。
この好感触に勇気をいただいたことで、
さらに今後は、店でお客様向けの「器のおはなし会」をやってみるのもいいかなあ、と
考えております。
その際には、ブログなどでご案内しますので、どうぞお楽しみに。
■店主の個人ブログはこちら>> 神楽坂 器 日和。
■店主のつぶやきはこちら>> 神楽坂 暮らす。
(2013年5月4日)
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