[ルーム・ジェイ代官山]コラムのページ―もの作りの産地をたずねて

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もの作りの産地をたずねて

陶磁器をはじめとして、“もの作り”の産地にはそれぞれ長い歴史があります。
その技術は、職人さんや作家さんへと受け継がれ、日々新たな試みが続いています。
そんな“もの作り”の産地のおはなしを少々…。


◆波佐見―Hasami

“波佐見ってどこですか???”

そんな質問をいただくことがあります。
長崎県波佐見町は、県境をはさんで、
佐賀県有田町に隣接する風情ある陶郷です。

17世紀初頭
に始まった磁器生産発祥の地で、
静かに、伝統技術が息づいています。

江戸時代の主産品は、
くらわんか碗(舟相手の飯売りが使った飯碗)や
コンプラ瓶(輸出用の醤油・酒のボトル)でした。

ルーム・ジェイのオリジナル商品も、
そんな日用器生産の歴史を持つ波佐見の窯元で、
作ってもらっています。


◆益子―Mashiko
 
関東随一の陶芸の里・栃木県益子町は、
人間国宝・濱田庄司を生んだ古窯地。

民芸陶器の産地として、
日本だけでなく、世界的に有名な町です。

土のあたたかさを大事にした
柿釉糠白釉などの厚手の器が有名ですが、
現在は、若手作家やデザイナーなどが活躍。

最近は、民芸という感性をベースにした、
益子という産地が持つ潜在的な力が
新たに見直されてきています。

ルーム・ジェイでは、
そんな若手の作り出す新しい造形に注目します。


◆信楽―Shigaraki

滋賀県南部・甲賀市の山あいの地・信楽は、
中世から続くやきものの里。

瀬戸・常滑・越前・丹波・備前とならんで、
日本六古窯としてその名が知られてきました。

信楽
の特徴は、
土の味を生かした焼締や、粉引刷毛目など、
シンプルな手法のうつわ作りです。

そのナチュラルな雰囲気は、
現代の食卓で求められているものでしょう。
土のやさしさが感じられます。

ルーム・ジェイでは、信楽らしさ現代性を持つ
作家さんや窯元さんに注目しています。



◆金沢―Kanazawa

加賀百万石のお膝元・石川県金沢市

小京都
といわれるだけあって、
周辺地区は、陶磁器・漆器を始めとした
繊細で華麗な伝統工芸の産地として有名です。

現在は、“もの作りの一大産地”として、
全国から若い作り手が集まり、
あたらしいムーブメントを起こしています。

有名な九谷焼の作り手はもちろんのこと、
ガラスや、漆器などなど、
素材を越えて、作り手が集まっています。

ルーム・ジェイでは、
そんな新進の作り手をご紹介していく予定です。



◆会津―Aidu
  
城下町・福島県会津若松市は、
東北らしい、やさしい風合いを持つ、
会津塗の産地です。

輪島などの北陸の塗り物とは違い、厚塗り。
また、蒔絵などの独特な手法が特徴的。
従来は重箱お椀を中心に生産してきました。
 
最近は、若手の育成にも力を入れていて、
従来の漆器の概念を越えた、
あたらしい漆器作りを試みています。

ルーム・ジェイ
は、今後、
若い漆職人たちの手仕事に注目していきます。
新感覚の漆器を随時ご紹介する予定です。