[ルーム・ジェイ代官山]コラムのページ―和食器の扱い方
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和食器には、大きく分けて3つのタイプがあります。①吸水性のある土に釉薬をかけて、焼成した土もの(陶器)。②透水性の少ない土に釉薬をかけず、高温で焼成した焼締。③陶石を使って、釉薬を掛け、高温で焼成した磁器。このなかで、①と②は扱いに若干の注意が必要。ここでは、そんなおはなしを少々…。
粒子が粗い陶器・焼締には吸水性があります。汚れや匂いを含む水分が滲みこみやすいのです。そこで、はじめに以下の処理をしてください。①器がかぶる位の米のとぎ汁で30分ほど弱火で煮る。②時間をかけて、ゆっくり冷ます。③水分をよく拭き取って、乾燥させる。また、使う前には、30分程水を含ませてから使うとよいでしょう。こうすることで、油分や濃い液体による汚れを幾分か防ぐことができると言われます。
土ものは、使うごとに表情が変化してゆくことを覚えておいてください。たとえば、白い粉引のうつわは、柔らかく吸水性のある白泥釉をかけています。このため、水分を含むと、雨漏りといわれるグレイの斑点があらわれます。また、土と釉には、焼く時に収縮率の違いがあり、水分を含むと、貫入(ヒビ)が出るものもあります。雨漏りも貫入も、粉引をはじめ土ものと呼ばれている和食器の特徴です。これらを景色として、楽しんでつかってくださいね☆